①元保育士ママが教える【アレルギーがある子の家庭が避難バッグに入れる26個のもの】

Chiledcare

こんばんわ。愛依です。

3・11から、11日で13年が経ちましたね。そして今年の1月には能登半島地震も起きました。

私が住んでいるのは関東ですが、関東ももう何十年も前から「いつ大きな地震が来てもおかしくない」と言われています。私も数年前に避難用バッグを用意したのですが、そこからまた子どもが1人、2人、3人…と増え、三男は乳・小麦のアレルギーを持っているので、いろいろ調べ、考えて見直しました。

他にも入れたいものはありますが、中でも特に大事なもの26個を挙げてみました。どなたかの参考になれば嬉しいです。

 

子連れ(アレルギー児)避難バッグに必要なもの26個はこれ!!

飲食物

水は人数分×1(とりあえず)、食事も人数分2、3日分は入れたいところです。アルファ米などはかさばらずに量を持っていけるのですが、避難所などでは水が満足に使えないことが予想されます。飲み水も確保したいので、そのまま食べられるものがおすすめです。アレルギーのある子がいる家庭は、アレルギー対応食も用意しておきましょう

子ども用のカラトリー

大人は箸でも可能ですが、まだ難しい年齢の子もいますよね。避難所で子ども用のスプーン、フォークなどがあるとは限りません。子ども用のものを用意しておくと安心です。

おやつ

ストレスがかかるときって甘いものがあると少し和らぎますよね。子どもたちが非常食など食べれなかったときのにも役立つので、数種類入れて置きたいですね。

ミルク、離乳食

子どもの月齢によって変わりますが、ミルクや離乳食も必要です。ミルクは液体ミルクをおすすめします。ミルクを使う場合は専用アタッチメントと乳首、または紙コップなども用意しておきましょう。また、離乳食はレトルトの味にも慣れておけるようにしておきましょう。アレルギーのある子がいる場合は、アレルギー対応のものを準備しておきます

サランラップorアルミホイル

お皿替わりに使うこともできますし、ケガをしたときにワセリンを塗ってラップで覆うラップ療法にも使えます。

貴重品

災害時は停電やスマホの電池の関係もあり、クレジットカードや電子マネーなど使えないことを予想して、現金も小銭で用意しておきます。私は旦那の作業着などから出てきた小銭をちょこちょこ集めて、100均で買った小銭ケースに収納して集めてます(‘ω’)フフ

 

着替え

洋服、下着を1セットは入れておきたいです。ただ、衣類もかさばるので、私はとりあえず子どもの分だけ入れて、旦那がいるときは旦那が持っていくもう一つの方のリュックに大人の着替えを入れています。

携帯トイレ

携帯トイレは人数分×3日分(1日4,5回と想定して)ほしいですが、容量的に厳しければ少なめでもいいです。最悪、戸外で土を掘って用を足すことも可能なので。(目隠しポンチョは必須です)。

救急グッズ

ポーチになっているものも今は売っていますが、個別に用意するのであれば絆創膏、消毒液、ガーゼ、不織布テープはほしいです。ですが、ワセリンとラップで傷の手当ても十分できますし、除菌のアルコールウエットティッシュで消毒も可能なので、必要最低限のものが入っていればいいと思います。

(おしりふき)ウエットティッシュ・除菌ウエットティッシュ

おしりふきはウエットティッシュにも使えますし、おしりふきにもそのまま使えます。除菌のものは、手を洗えない時など手洗いの代わりに使ったり、感染予防のために使えます。

レインコート、アルミシート

避難時に雨が降ってないとは限りません。100均でも売っていますので、人数分、もしくは子どもの分だけでもレインコートを入れておきたいです。また、保温効果のあるアルミシートがあると、避難所などで毛布等が足りなくなったとしても多少はしのげます。

タオル、バンダナ

1枚はフェイスタオルのサイズのものを入れて置きたいです。100均などで少量の水をかけるとタオルになる圧縮タオルも売っていますので、そういうのもおすすめです。私はそれを入れています。バンダナは止血するときに強く縛ることもできたり、腕を脱臼したり骨折したときにつるしたりすることもできるので1枚は入れておきたいです。

紙おむつ

まだオムツを使う年齢の子がいる場合は2、3日分は用意しておきたいところです。

生理用品

女性の場合は生理用品、中身の見えないビニール袋などが必要ですよね。ただ、おむつ用の消臭ビニール袋を代用してもいいです。お子さんのオムツも捨てられるし消臭効果もあるのでおすすめです。

ビニール袋

ゴミやおむつ、生理用品などを捨てたり、子どもが外で何かを拾う遊びをする時にも使えます。また、お皿代わりにもできますよ!外から見えにくい、消臭機能付きの袋だと安心ですね。

常備薬

頭痛薬や胃薬、また普段飲んでいる薬がある方は、少リュックに入れておきましょう。アレルギーなどがある子はエピペンや抗アレルギー剤も忘れずに!うちの子は処方されている抗アレルギー剤が液体なので、主治医に相談して粉薬も処方してもらい、避難バッグ、車、両家の実家にも置いてます。

ワセリン

ワセリンは肌を保護する役目があるため、ご飯を食べる前に塗ることで肌に塩分などがつくことを防いでくれますし、よだれが多い子にも、よだれかぶれを起きにくくさせることにも効果的です。また、傷などにも塗ることで乾燥させず、痛みもなく早く治すことができるんですよ!保育士の園外研修でも教わりました。(詳しくは静岡大学保健センターのホームページへ)

(清浄綿(アルコールの含まれないもの))

刺激物のない精製水で湿らせた綿が入っているので、口元を拭くとき、手や目の周りを拭くときなどに役立ちます。ウエットティッシュでも代用できます。かさばるようなら、どちらかは必ず入れて置きましょう

アレルギーなどが書いてあるタグ

名前とアレルギーを記載したタグをわかりやすく鞄の見えるところにつけておきます。私は避難所等で手にも付けられるように、ベルト式のものを選びました。

私は家に子ども用の持ち出し用としてそれぞれに1つずつ、着替え、おむつ、靴下、靴などを入れて置いてる鞄があるのですが(100均の本当に小さいもの)、三男の鞄にだけ、タグをつけています。

マスク

風邪をひいたとき、感染症対策に、瓦礫などがあるので埃などを吸ってぜんそくの発作が起きないように…など用途はたくさんあるので、入れておきたいです。

電子機器

ラジオ、携帯充電器、懐中電灯、電池など、電子機器も忘れずに入れて置きましょう。ラジオは情報収集のために。携帯で情報の収集もできますが、電池量が限られてくるので、連絡手段用にとっておき、情報はラジオでとれるようにします。手動発電などのラジオや、携帯を充電できる機能が付いたラジオもあるので、そういうものを用意すると便利です^^

災害用ホイッスルor防犯ブザー

中に取り残されたときに存在を知らせる手段として使用できたり、避難所でも性犯罪等が起きる可能性もあります。災害時でも自分の身を守れるよう(特に女性や女の子)、かならず一つは用意しておきましょう。

ペン・ノート

何かをメモするときなどに役立ちます。

目隠しポンチョ

用を足すときや着替え、授乳時にも使用できます。一つは用意しておきましょう。

おもちゃ

子どもが避難所で怖い思いをぜず過ごせるよう、折り紙やトランプ、小さい絵本など、かさばらず持っていけるようなおもちゃも入れておきましょう。少しでも子どもたちの不安を和らげてあげたいですね。

各種大事なもののコピー

・通帳(口座番号、名前がわかるところ)
・身分証
・健康保険証
・お薬手帳
・母子手帳(出生の記録・予防接種のページ)

お薬手帳や保険証のコピーなどは、アレルギーのある子のものは確実に入れておきます。

食品アレルギーカード

また、調べていくうちに食品アレルギーカードというのも見つけました。細かく書くことができるため、これを書いて持ち出しバッグや車、ゆくゆくはランドセルなんかに入れてもいいなぁと思いました。誰が見てもこの子!ってわかるように顔写真を張り付けるのもいいなぁと思っています。

これはピースアップさんのHPのものなのですが、気になる方はこちらから行ってみてください^^他にもアレルゲンの使ってない非常食の紹介等もしていますよ!

 

他にも入れたいものはありますが、私はこれを、圧縮袋で圧縮できるものは圧縮し、できるだけコンパクトにしてリュックに詰めています。避難時に雨の時もあるので、基本的にはどの荷物も袋やジップロックのようなものに入れ、濡れないようにしておきましょう。

また、首相官邸が公表しているリストもわかりやすいです。私の紹介したものやこちらのリストと照らし合わせ、各家庭で必要なものをカスタマイズしていくといいと思います。

また、子どもが小学校に入る年になるとだいぶ体もしっかりしてきていると思うので、自分の必要最低限の荷物は自分で持てるよう、用意しておくと持っていける量も増えます。

アレルギーの子がいると、普段から気を遣うし、避難の際どうにか周知しないと、災害で助かっても安心はできませんよね。

避難所は近所の方が多く集まると思うので、私は普段から近所の方と挨拶などをしたり、たわいない話の中で三男がアレルギーを持っていること、長男、次男は喘息があることをを伝えたりするようにしています。必ずしも親が一緒に避難所に行けるとは限らないので…。自分で言える・わかる年齢の子は言えるようにしたいし、まだできない子は親が知らせていけるようにしたいです。

最後に…避難バッグを見直す時期は?

例えば、毎年9月1日の防災の日!と決めてもいいですし、夏のものと冬のものを入れ替えて準備ができる5月と11月!と半年ごとに自分で決めてカレンダーに記載しておく方法もひとつですね。各御家庭でやりやすい方法でいいと思いますが、1年に1回は見直すようにしましょう!子どもは特に成長が早いので、用意していた着替えや靴が入らない!なんてことも全然あり得ます。

長くなりましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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