こんばんわ!愛依です。
昨日は避難用リュックの中身についてお伝えしました。が、避難用リュックは持ち運ぶこと前提なので、あまり荷物を入れられませんし、避難所に避難しても全員が入れるとは限りません。自宅が無事でなんとか生活できるようであれば、自宅で生活をしなければならないかもしれません。
また、自宅にいるときに被災するとは限りませんよね。出かけているとき、職場で…という可能性の十分考えられます。
そこで、最近よく言われている【ローリングストック法】についてや、自宅や車に備えておくべきものについてお伝えしていきます。
ローリングストック法って何?
普段食べている食品を少し多めに買い置きして、食べたらその分を買い足す「ふだん使いでカンタン備蓄」です。ローリングストック法とも言われています。
普段食べている食品を期限内に食べきることができ、災害時に、備蓄食料が口に合わなかったり、作り方が分からないなど戸惑うことも少なくなります。
特に好き嫌いの多い子どもがいる場合、普段から食べなれている味の方がストレスなく食べることができますよね。食べ物で言えばレトルトカレー、フルーツの缶詰、パスタ・パスタソース、インスタントラーメンなど、そういうものを使っては買い足し、常に家にストックが置いてある状態にしておくことをお勧めします!食べ物だけでなく、飲み物やおやつ、トイレットペーパー、ティッシュ、などにも活用していきましょう!
家庭に置いておくべきもの13個はこれ!
家庭に置いておくべき最低限のものをご紹介します。1か所だけでなく、台所、リビング、寝室などいろんな場所に置いておくと安心です。
飲料水
1日に必要な水分量の目安は、大人で約3リットルです。自宅には1人あたり3リットル×3日分、できれば一週間分用意しておきましょう。私はウォーターサーバーを使用していますが、電気がなくても水が出せるものにし、12リットルの水のタンクが必ず家に2つは置いてあるようにしています。また、寝室にも常に水分をおくようにしています。災害時だけでなく、急な発熱時にも便利です!
食料
こちらも1人1日3食×3日分、できれば1週間分用意しておきます。私は上記で説明した【ローリングストック法】でフルーツの缶詰やラーメン、パスタ、そうめん、あとはそのまま食べられるシリアル系もストックとして置いてあります。冷凍ご飯も人数分×2個くらい常に冷凍庫に入っていると、火も電気も使わず解凍するだけで食べられるのでおすすめです。
アレルギーのある子がいる場合は、アレルギー対応食の用意もしておきましょう。
おやつ
昨日の避難バッグの記事にも記載しましたが、甘いものがあるとストレスが軽減されますよね。高カロリーで手軽に食べられるチョコレートや水分もとれるパウチのゼリーなどがあるといいです。
非常用トイレ
災害時は水が使えないことがほとんどです。トイレにそのまま用を足し、流せないとなると衛生的によくありません。トイレに袋を掛けて用を足し、終わったら縛って捨てることのできる非常用のトイレも売っているので、それを備蓄しておきましょう。
カセットコンロ・ガスボンベ
災害時にはガスも使えなくなります。カセットコンロがあれば調理ができますし、煮沸消毒などもできます。
モバイルバッテリー・ポータブル電源・発電機など
災害時は電気も使えないことが多いです。連絡手段は携帯が主になると思うので、いつでもつなげられるようにしておきたいですね。
衛生用品・生理用品
こちらもローリングストック法で常にストックがいくつかあるようにしておきたいものです。トイレットペーパー、ティッシュ、生理用品、ウエットティッシュ、除菌用品、歯磨きシートや歯ブラシ、タオルなど、人数分は用意しておきましょう。
常備薬や救急用品(ラップとワセリンも)
災害時はストレスから頭痛や胃痛など、様々な症状が出ることもあります。それらの薬を常においておくことをおすすめします。また、普段から飲んでいる薬がある方は、薬が無くなる前に受診をし、常に家に薬がある状態にしておくと安心です。そして災害時は、避難をする際に怪我をすることもあります。絆創膏や消毒液、ガーゼなどを普段からおいておくことと、ケガをした際は、ある程度のものはラップとワセリンで手当てをすることも可能なので、置いておきましょう。
照明器具
夜に被災する可能性もあります。懐中電灯をリビングや寝室など、よくいる場所に常備しておきます。私は廊下に取り外しのできるセンサーライトを置いており、災害時はそれを懐中電灯代わりに使います。
スリッパや靴
窓ガラスが飛び散ったり、瓦礫があったりして足を怪我することがあるので、寝室、2階などにもスリッパやそれに代わるものは人数分おいておきます。
防災ラジオ
情報収集ツールとして使用します。手動発電のもの、スマホが充電できる便利なものもたくさんありますので、そういうものを選ぶと利便性がいいです。AM・FMの両方が聞けるものがおすすめです。
季節用品
カイロや冷えピタ、虫よけスプレーなども常においておき、電気が使えなくても暖が取れたり、体を冷やしたりできるものを用意しておきます。
オムツやミルク、離乳食
お子さんがいる場合は、こちらも多めにストックしておきましょう。物資はすぐに届かない場合もあります。
車に置いておくべき8個はこれ!
私は家だけでなく、車にも最低限のものは置いておくようにしています。もし外出先で被災したら…急に車が動かなくなったら…というときのために、備えておくことをお勧めします。
水(ペットボトル2本ほど)
車で何かあった際に水分が取れるよう、トランクなどに積んでおきます。夏場は暑さで痛む心配もありはしますが、脱水で命を落とすリスクを考えると、積んでおきたいです。夏が終わったら新しいものに取り換えます。
防寒アルミシート
車が動かなくなったときに、寒さをしのぐために使用します。ブランケット等で代用もできますね。
防災ライト(懐中電灯)
夜に動かなくなったときなど、手元を照らすときに役立ちます。
圧縮タオル
傷を覆ったり血管を圧迫したり、体を拭いたり、様々な用途に使用できます。
除菌シート
水がない場所などでも手を清潔にしたり。傷口を消毒することに使うこともできます。
ウエットティッシュ
手や顔、口元を拭いたり、お子さんに使用したりできます。
携帯トイレ
近くにトイレがないときなどに役立ちます。また、子どもが急に「トイレ!」と言っても、これがあればどうしても我慢できない時に使用したり、エチケット袋として利用することもできるので、いくつか用意しておきたいです。
オムツ
お子さんがいる場合は、オムツも置いておきましょう。外出先でオムツがない!となってもわざわざ買う手間も省けますし、子どもがトイレ!といって間に合わない場合にも使うことができます。
最後に…
災害はいつどこで起こるかわかりませんが、備えておくだけでも少し安心感がありますよね。普段持ち歩く鞄の中にも常備薬やモバイルバッテリーなどは入れておきたいものです。
自分の命は自分で守る。子どもの命は親が守りたいですよね。災害時に少しでも安心して過ごせるよう、備蓄はしっかりとしておきましょう!
長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました^^
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